001_契約書チェックの大切さ

契約・・・。それはたんなる約束ではなく、「法的拘束力」のある当事者間の法律のようなもの。うっかり急いで締結した結果、
「え。 こっちからは拒否できないの?」
「うそ。これって権利を全部タダでもっていかれるやつじゃん。あたしが作ったのに!」
「何、この報告義務って?そんなの必要ないでしょこの仕事に」
などなど。意外な地雷が埋まってたりします。

でも、それに従わないと、裁判所に訴えられ、法的には「債務不履行」のレッテルを貼られ、「履行の強制」をされたり、「損害の賠償」をさせられたり、「契約の解除」をされたり。
泣けてきます。しかし、それが「法的拘束力」というものなのです。
ああ恐ろしい・・・。

というわけでございまして、契約書は結ぶ前に一応チェックしましょう。もちろん契約は当事者間の自由なので、第三者にどうこう言われる筋合いではありませんが、第三者だからこそ、客観的な目線でその文書を見つめ、冷静にチェックできるのです。

契約書をチェックすると言っても、ひたすら書面を眺めていてもあまり浮かんで来るものではありません。「ああ、こんなこと書いてあるな」ぐらいのことはわかりますが、それ以上発展することはないと思います。

大切なのは、これまで相手方と話してきたこととのギャップを見つけることです。
☑ 契約期間は合っているか
☑ 支払サイトは短すぎないか
☑ 自分の作ったものを相手にすっかり渡してしまうようになっていないか
☑ 報告、返還、廃棄など聞いてもいない義務が課されていないか
などなど、事前に聞いていた話と違う(または全然聞いていない)ことがないかをチェックすること。これが猛烈に重要です。

そして、このギャップ(=つまり違和感)は、弁護士や行政書士などの外部の第三者に丸投げしても、まったく思いつかない。契約を結ぼうとしているご本人でないとわからないことです。

外部の第三者に契約書チェックの依頼をする際は、まずもって、「自分はこう聞いている」ということを共有していただくことから始まります。

契約書のリーガルチェック

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