048_コンプラはかんたん

難しく考える必要はありません。目の前にあるチェック工程、格納のお作法、コミュニケーション。この3つを、ダラダラやらず、本気でやることが大事です。 一般社員はマネージャーとの関係で。マネージャーは部門長との関係で。部門長は […]

047_機会をつぶせ!

クレッシー氏が提唱した「不正のトライアル」のお話はとても有名です。コンプイアンス研修を受けたことがある方は、このお話をお聞きになったことがあると思われます。動機、機会、正当化この3つが全て揃ったときに、不正は起きるという […]

046_そのときに

ある日、あなたは上司に呼ばれて言われます。「あの件だけど、わからないように稟議書の2枚目差し替えておいて。あの場にあの方はいなかったことにして、こっちが出した結論は書かずに、とりあえず検討をしますっていうテイでリバイスし […]

044_会社は超巨大ロボット

会社は法人です。つまり、法律で定められた制度によって成立する「ひと」です。何十人も何百人も従業者が集まって行う仕事の集団に、1つの人格を与えて、1人の「ひと」と考えてしまう制度によって生まれた存在。それが、会社という法人 […]

043_嘘をつくこと

友人に対して嘘をつくことは許されるのでしょうか?たとえ友人であっても、人に判断を誤らせるようなけしからん嘘については、決して許してはいけないと思われます。でも、ときには、その友人のことを思って、かわいい嘘をついたりする場 […]

042_許される?許されない?

クイズです!以下の3つの問いに〇×をつけてみるとどのようになりますか? A. 歩行者用信号(赤)を無視して交差点を渡る[  ] B. 友人に対して嘘をつく[  ] C. 会社がお客様に対して嘘をつく[  ] まず、Aの件 […]

041_コンプラについて考える

コンプライアンスは、「コンプラ」と略されたりして、だいぶ企業に言葉として浸透してきた感があります。コンプライアンスの一般的な意味は「〇〇遵守」。この〇〇のことを埋められない人はかなりの少数派なのではないかと思われます。そ […]

036_ハラスメントいろいろ

ハラスメントは、調べれば調べるほど色々出てきます。筆者が把握しただけでもこれだけ・・・ パワーハラスメント(パワハラ)セクシュアルハラスメント(セクハラ)マタニティハラスメント(マタハラ)パタニティハラスメント(パタハラ […]

035_新しく社会人となるあなたへ

不安でしょう。それはそうです。なんていっても、クラスターでオーバーシュートするとロックダウンも起きかねない状況の中で、あなたは社会人となるのですから。でもあなただけじゃないんです。誰もが不安です。社長、取締役、執行役員、 […]

034_クレームへの「お詫び」

冷静にお話いただける状態になっていただくためのお詫び、という手法があります。「お詫び」は必ずしも情緒的な言動だけを指すのではありません。クレームへの対応技術のとしての「お詫び」のお話です。 クレーム対応でもっとも重要なの […]

030_過去のことを契約書にする

もう支払も引き渡しも終わってしまった取引だから放っておこう もう始まってしまって暫くたつから契約書は結ばなくっていいやこ・・・口頭でも契約は成立するもんね いやいやそれでも契約書は結んだ方がいいです。 確かに契約書は、こ […]

028_他人の権利の侵害

著作権侵害。これがもっとも幅広く、日常的に、悪気もなく行われている権利侵害だと思われます。ほんとうに当たり前のように頻発しています。 ☑ 新聞社の著作権の侵害おおっ。こないだのイベント○○新聞に掲載されてる […]

027_会社財産の侵害

金庫から会社の現金を盗んだとか言うと「そりゃけしからん」となるんですが、会社の電源コンセントに自分のスマホの充電器を勝手にぶっさして充電することについては「いいじゃんそれぐらい」になってませんか? 刑法では、横領、窃盗、 […]

026_贈収賄

公務員に対する贈収賄は、いったい何を侵害するのでしょうか。言い換えれば、贈収賄罪の保護法益は何でしょうか? これは刑法の贈収賄に関する解説を読み漁るより、意外にこの法律にわかりやすいヒントがあったります。 それは、「行政 […]

025_接待と贈答

接待や贈答は癒着の温床になる?は? 公務員はNGなのは当たり前だけど 、民間への営業なんて「癒着してなんぼ」なんだから、どんどんやるべきで、ダメもへったくれもないだろ。 かなり立場が上の人でもこういう考えを持っているケー […]

021_競争法が守ろうとするもの

よい品をどんどん安く、より豊かな社会を という言葉があります。これはあの小売業ダイエーさんの基本理念と言われています。独占禁止法、不正競争防止法、下請法等の法律や、公正取引委員会の役割、そして各国の競争法が守ろうとする価 […]

020_アウトサイダーであり続けよう

投資家はみんなアウトサイダーです。いや、「はぐれもん」とかそういうことではありません。投資家は基本的には会社の中に奥深く踏み入ることはなく、外側から、無機質に並べられた一定量の情報だけを頼りに、投資対象となる上場会社の将 […]

019_法律を破るということ

国家権力による強制力を伴った社会規範。まず、法律の勉強をし始めたとき、私はこれが法律の定義であると学びました。どういうことか順を追ってお話します。 個人の自由は、そもそも自然発生的な権利として存在していたが、国家権力より […]

018_契約書を結ぶうえでいちばん大切なこと

いちばん大切なことは、何より、契約をしようとしている方の認識やこれまでと話してきたことなどと、契約書に書かれていることが、きちんと合っているか?ということです。初回にも少し書きましたがこれはとても重要なので改めてお話しま […]

017_契約書に印鑑を押す意味

印鑑ってなんで契約書に押すんだろうというお話です。我が国特有の文化だと思いますが、とにもかくにも印鑑、印鑑、印鑑。しかも、実印>認印>シャチハタという強弱関係。なんなんすかねこれ。 ということで、これまでの記事でも書きま […]

016_契約のあ・か・し

意思の合致で契約が成立するというのは何回か申しあげました。そして、その証となるのが契約書であると。でもスピード感のあるビジネス取引の中でなかなか契約書をあらかじめ締結する時間がないこともありますよね。 そこで・・・ はい […]

013_契約書の甲乙丙丁

十干(じっかん)というそうです。古代中国で考案され、日本に伝わったんだそうです。10個並べてみますね。 ①甲(こう)②乙(おつ)③丙(へい)④丁(てい)ここまではメジャー。ここからは知る人ぞ知る。 ⑤戊(ぼ)⑥己(き)⑦ […]

012_自然犯と法定犯

犯罪にもいろいろな分け方があると思いますが、今回は自然犯(しぜんはん)と法定犯(ほうていはん)のお話です。まず、自然犯とは何かというと、簡単に言ってしまえば、どんな時代や地域でも「そりゃ悪いことだからダメでしょ」となる犯 […]

010_発注書を受け取ったら

発注書という書面が、何かのサービスや商品を注文する最に使われるケースは多いです。この発注書というやつはいろいろな注意点が盛りだくさんでして、到底1つの記事では書ききれません。なので、まず今回はビジネスの場面でを想定しつつ […]

009_契約書の訂正

訂正をすること自体はぜんぜんいけないことではありません。「あ、そうだ令和だ。平成31年のまま調印しちゃった。わー」みたいなことは、今もっともタイムリーなあるあるランキング第1位ではないでしょうか。 ずばり、迷わず訂正しま […]

007_代表者変更と契約書

代表者が変更した場合、旧代表者の名前で締結した契約書は結び直さなくてはならないか。答えはNOです。もちろん、事業本部長名義の契約をしている場合で、その本部長が人事異動で変わった場合でも答えは同じです。 契約を締結する権限 […]

005_契約書と印紙税

印紙税はいつも悩みの種。「この契約書に印紙税は貼る必要があるのか。必要ある場合いくらか」法務の現場で、この疑問と回答がと飛び交うのは日常風景です。 このブログでは、契約書と印紙税について滔々と解説したりはいたしませんが、 […]

003_コンプライアンスとは

コンプライアンスという言葉が、いまや “法令遵守”という意味だけでは説明できないことは言うまでもありません。おそらく会社のコンプライアンス研修などでも、聞いたことがあるのではないでしょうか。 でも、企業倫理とか行動規範を […]

002_パワハラ防止法

パワハラ防止法(注)が、ついに今月国会で成立しました。 注目されていたパワハラの定義は職場において行われる優越的な関係を背景とした言動であって、業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動で就業環境を害する行為 となりました。 […]

001_契約書チェックの大切さ

契約・・・。それはたんなる約束ではなく、「法的拘束力」のある当事者間の法律のようなもの。うっかり急いで締結した結果、「え。 こっちからは拒否できないの?」「うそ。これって権利を全部タダでもっていかれるやつじゃん。あたしが […]